中央アジア・キルギスでの青年海外協力隊活動

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秋の実り

ここ最近空気が冷たくなってきたキルギスです。

山の近くに住む同期隊員のところでは、先日雪が降ったそうで、その日我がクズルスー村も夜にかなり冷え込み、朝は木枯らしが吹く寒い日でしたが、雪は降りませんでした。

クズルスー村での初雪観測はいつになるだろう…もう朝は霜が降りているんだけれど、もう少し先か?
ただ、今年はもう帰国も迫りつつあるので、寒いの嫌だけど、早く寒く、よりキルギスらしくなって欲しいような気がします。
やっぱりキルギスには、全て覆う真っ白な雪が一番!!
遠くの天山山脈はもう真っ白なようです、まあ、いつも白いんですが。

そんな今日この頃のお気に入りは、朝起きて庭の一番隅にあるくるみの木の下で、くるみを拾うこと。
日本にもくるみはあるはずだけど、あ、これくるみの木、って意識したことがなかったようで、ここに来て初めて、どういう風にくるみが生るのか知りました。
日本にいる人々はどれくらい知っているんだろう…たぶん同世代は知らない人多いはず

くるみは黄緑の堅い、実の中にあって、それがぽとりと地面に落ちるのです。
落ちる頃には、その堅い実にも亀裂が入り、手でぐいっとこじ開けて、中のくるみを取り出せるのです。
くるみって実際に食べる部分の外の殻が堅いことはよく知られていることだけど、さらにその外側の実の部分まで堅いとは、守りが堅すぎですね。

さて、そんな黄緑の実や、実から自然に落ちたくるみを、落ち葉をがさがさかき分け拾い集めるのは、楽しいものです。
宝探しの様な感じで、今日はいくつ、と勘定しながら集めます。
でも、木に残っている実を見ると、その楽しみもあと1~2日で終わってしまいそう…残念

拾ったくるみは、まだ潤いを持っているので、天日で干します。
ただ、我が家は天日で干していると、来客が、そのまま無断でポケットにインして持って帰るので、家畜の干草を置いている納屋に隠しました。
断りなしに、持って行かれちゃ、食べごろの時には、自分たちの食べる分が無くなってしまうからね。

個人的には、完全に乾いたくるみのほうが好きだし、潤ったくるみを食べるなんて発想なかったけれど、人に勧められるままに食べ始めるとこれがけっこう美味しいです。
なんというか、くるみの風味はあるけれど、よりフルーティーというか、人曰く、牛乳っぽいとのこと、それは同意し兼ねますが…香りがよいことは確か。

そして、そのくるみの堅い殻をナイフで割るのは面倒ですが、よく子どもがやるように、石で打ち割ったり、足で踏みつぶしたりして殻を割るのは良しとしません。
なぜならば、きれいに、半分に割ると、実がハート型に詰まっていてかわいいから!!
ただそれだけ!!
それを見るためだけに、わざわざ面倒でも、いちいちナイフでこじ開けるのです。
かち割ったり、潰してしまったら、せっかくきれいなハートが見れないから面白くないのです。

さて、あともう少しもすれば、完全に乾いて、所謂良く食べるくるみの出来上がり。
食べるのが楽しみです。

そうそう、去年は春先の雪のせいで、まったくくるみがならず、くるみのみならず、りんごもプラムもほとんどだめになったので、今年はプラムも美味しくいただいて、今はりんご食べ放題・なし食べ放題のフルーツ三昧。
木からもいで食べたり、なしは少し熟成させてやわらかくなったのを食べたり、至福です。

周りに実のある生活って良いものです。
日本では、今、田舎のごく一部でしかこういう生活できないかと思うと、恵まれているのかいないのか。
道端で、実をもいで、道中かじりながら、勤務先へ、こんなこと日本でやったら、白い目で見られるんだろう…

あと3カ月

27日早朝、21年度2次隊の先輩たちが帰国、いよいよ一番古参の隊次となってしましました

26日はドイツビールの店でご飯を食べた後、先輩方の泊まるホテルにてビールやウォッカを開け、朝4時の出発まで語り明かし、真っ暗な中空港へ。
ビシュケクの空港は、別れを惜しむ間もなく、次々と中へ入らねばならず、感傷に浸ってなどいられません。
あっという間に4人はドアの向こうへ。
そうして、また真っ暗な中、ビシュケク市内へ戻り、仮眠をとったあと、任地へと再び帰って来たのです。

21年度1次隊を見送った3か月前は、空港から戻る時に朝日がきれいで、きれいに照らされたキルギスを見て帰れていいなー、と思ったものです。
自分が帰る1月は、離陸時、おそらく真っ暗で、キルギスのきれいな山々を見ることは出来ないんだろうな。
最後に、連なる山々を見ながら帰りたかったけれど。

さて、ここからは、残り3カ月のカウントダウン開始!!

帰国オリエンテーションも行われ、我が3次隊の帰国便も決定。
予想通り、モスクワ経由で帰ることになりました。
ああ、また飛行機で具合悪くしなきゃいいけど…。
気合い入れて乗らないと!!って話をしたら、また気が抜けた瞬間に真っ青になっても困るから、適当に気を抜いて乗りなさい、と言われました、それもそうだ。
あの時は日本離陸直後に、みるみる真っ青になっていったらしいからねぇ…どんなにみんなのダウンをかけてもらっても寒かったしなぁ。
もう二度とあんなしんどい思いはしたくないものです。
モスクワから日本までの長距離がかなり心配ですが、この2年で、日本出国時と比べ物にならないくらい、心強い支えとなってくれている同期たちがそばにいれば、なんとでもなるでしょう。

3次隊は年末を挟むため、首都での最終報告が他の隊と比べて、早めに行われるため、任地を離れるのも、一週間以上早いです。
すでに、帰国時用のホテルを24日から手配済みらしく、その辺りには離任して、帰京せねばなりません。

ということは、あと3カ月ない!!

来月は総会と大統領選挙をを控えての安全対策会議も行われるし…それでなくても秋は収穫と冬備えで大忙しの時期で、子どもたちも借り出され、とてもゆっくり活動どころではないのです

そんな中、どうやって、残りの時間をなんとか形にするか…

昨日も今日も冬に食べる保存用サラダ作りで子どもたちは大忙し、とてもとても、図工だなんだと、言える余地はなく、一緒にニンジンの皮むいたり、じゃがいもほったり、トマト洗ったり。

もう少しでじゃがいも休みがあったはずだし、落ち着いて活動できるのは11月から一カ月くらいかもね。
それまで、今まで教えたこと、やったことを、子どもたちだけで、やっていけるように、何かに書いて残そうか、と思っているけれど、すぐに無くすだろうなぁ…。
最終報告に向けた準備も少しずつ始めたいし、子どもたち一人一人に手紙でも残したいし、自分の荷物も夏物から処分し始めないといけないし、どこからなにをすればいいのやら…ついつい思い出作りにばかり走りがちな自分に渇を入れねばなりません。

なんて言いつつ、明後日も、カラコル市でリナットさんを囲んでの思い出作り!!カレーを食べたいと言うので、朝から煮込んで美味しくいただく予定です!!
ま、とりあえず、明日は、日曜日が先生の日で、月曜に学校で子どもたちはお祝いするはずなので、ギフトカードでもみんなで作りますかね。
明日行ってみないと、子どもたちの手が空いていて、活動できるか分からない所ではあるけれど。

家に帰れば帰ったで、こちらも、保存食作りに余念がありません。
今日はスビョークラ(ビーツ)のサラダを作っていました。
真っ赤なスビョークラのサラダは、日本ではなかなかお目にかかれない代物です。
スビョークラはそのままでほんのり甘くて、色がきれいで、サラダにするととても美味しいし、ボルシチには欠かせません!!

今日も仕込んでいるそばからつまみ食い。
美味しくて完成を待ちわびていると、「今朝ケフィール(ヨーグルトのようなもの)を作ったから飲みなさい」と、コップに満々と注がれるケフィール!!自家製!!美味しい!!もちろんもとになっている牛乳も我が家の牛から。

最近おそらく腐った玉子を食べて、当たって体重が日本にいたくらいに落ちていたのに、これじゃあっという間にキルギス体重に戻りそう。
その後完成したサラダも、ビンに詰めるそばで、お皿2杯平らげました。
こうして収穫の秋に、冬に備え太るんだろうなぁ。

合計10個のビン詰めサラダが出来上がり、1つは日本に持って帰る予定。
「家に帰って、これで家族にボルシチ作ってあげなさい」だって。
もったいないから、そのまま食べるけどね。
ボルシチは別に作ればいいし。
無事日本に持って帰れると良いけれど。
そんなこんなで、最近帰国時の話題が増えた夕飯時の我が家です。

あーあ、今年も家で年越ししたいなー。
美味しいものいっぱい作って、とりあえず、大統領の年始の挨拶を訳も分からずテレビで見て、そのあと道で手持ち花火打ち上げて…、寒いよー、って言いながら家に入って、あったかーいチャイ飲みながら、いっぱいつまみ食いしてるからもういらないのに、ごちそうまた食べて、新年を祝うのだ!!
一回家引き払った後に、また遊びに戻れたら戻ろうかな。
紅白なんて、ビシュケクで今年また見られなくても、ドリカムの部分だけ、どこかに落ちてるネットで見れば良いんだもの!!

こんなあと3カ月の雑感…

さ、明日の活動準備しよっ






2011ウォーカソン

9月4日~10日、4月から準備を重ねてきた、106キロにおよぶ2011年ウォーカソン無事終了!!

ウォーカソン自体は今年で4回目、自分自身は2回目の参加。
今年こそはスポンサーを獲得してJICAの業務費を使わずに、開催したい、ということで、スポンサー獲得係となり、関わった今回のウォーカソン。
途中参加者がだいぶ変更し、他の係も兼任することとなったものの、去年より役割分担がしっかりしていたせいか、楽に取り組めたし、キルギスなのに、スケジュール通りに進み、むしろ前倒しくらいに、順調に進んだウォーカソンでした。

障害当事者の参加者もすこーし増えて、今年は視覚障害の方も参加。
この参加者の中に、姫かとつっこみたくなる我が儘シティガールがいて、もう少しで、ぶち切れる手前だったけど、終わってみれば、話のネタになるし、まあ、いっか。
でも、来年は絶対に参加して欲しくない!!
違う方をぜひともお願いしたい…。

今年は、各村々の小学校を訪れて、障害者って何?どうしたら一緒に生活できる?と言うような内容のプレゼンを行った。
子どもたちは真剣そのもので、こういう授業を受けたこと無いだろうし、とても良い刺激なった模様。
内容が全部頭に残るのは難しいだろうけど、少しでも、印象に残っていることを願いましょう。
授業を受けなかった子どもたちにとっても、たくさんの日本人がなんだか学校にやって来たというのは、何かしらの影響を与えたかもしれない。
去年より目的もはっきりしていたし、実際感触も見てとれたので、非常に良いウォーカソンだったかな―、と思う。

細かく考えると、反省点は多々あるけど、総じて良かったかな、と。

何より、ウォーカソンが始まったのは、当事者である、リナットさんの存在そのもので、そのリナットさんとより親しくなれたのは、キルギスに来て一番良かったことだと思う。
ボランティアのことを良く理解してくれて、ボランティアがしたいことを助けてくれて、見守ってくれている感じが、とても有難い。
ついつい困るとリナットさん、どうしよう…?って助けてもらって、ウォーカソンが無事行えるのは、リナットさんがいろんな場面で助けてくれるからなんだろうなー。
来年も、引き継いでいってもらえるといいな、と思う反面、別のボランティアが、また、リナットさんと親しくなって、たくさん思い出作るのは、なんかずるい!!
あと少しもっとたくさん思い出作らないと!!

家を開放して、暖かく迎え入れてくれた村人や、施設の人々、みんな約束通りに動いてくれたし、なにより良い人ばかりで、後味悪い思いすることもなく、本当に良かった。
直前の準備はなんだかばたばたして、忙しかったし、スポンサーからお願いした通りの対応をしてもらえず、かなりへこんだりもしたけれど、上手くいったから、良し。

中日には湖岸の素敵な場所に泊まることが出来、夜寒ーい中、湖で泳いで、そのまま急いで、道っ端にわき出ている温泉に浸かり、またダッシュでバーニャ(サウナ)に駆け込む、ばかみたいなことも出来たし、楽しかったー

何はともあれ、4回も続いているこの夏の行事を滞りなく、無事終わらせることが出来て良かったし、核となって働けたようなので大満足

昨日はカラコル隊員宅で、いつもはウォッカやビールで参戦出来なかったので、特別にベイリーズを買いこみ(リキュールは輸入ものだから、とっても高い!!ウォッカの数倍)、ひさびさほろ酔い気分を楽しみました。
疲れがたまっていたせいか、11時過ぎくらいにはひとり眠りに落ち、ウォーカソン中の早起きのせいか7時前には目が覚めてしまったけれど…残念。

そうして、本日お昼過ぎ、久々に村の自宅へ帰宅
家ではじゃがいもや野菜の収穫を昨日今日で終えており、豆をさやから出す手伝いをし、いつもの日常が始まりました

アラコル湖!!

去年に引き続き、アルティンアラシャン~アラコル2泊3日のトレッキングに行ってきました

去年はちーちゃんと2人でガイドとポーターにほとんど荷物を持ってもらっての、ほぼ初登山だったわけですが、今回は9人の大所帯だったので、本来あたりまえだけど自分の荷物を自分で担いでの登山

すごーく心配だったけど、なんとかなるもんだ!!

登りは息が辛くなって、なかなかついて行けず、一人、めーっち小股で、10歩進んでは5秒息を整え、って感じにのーんびり登ったものの、去年より涼しいし、少し体が慣れたのか、いくらか楽に登れたような気がする!!

頂上からアラシャンへ向かう道は少し雪があり、去年はそのままざくざく降りた気がするのだけれど、今年はガイドが安全確保のためロープを出してくれた

でも、他の人が降りているのを見ているとなんだかまどろっこしくて、ええいしゃらくせえ、とばかりに転げ落ちた

案の定滑って行って止まらなくなったけど、まあ、いいやと身を任せてみた

途中縦回転も入れつつ…

あまりの勢いに周りがびっくりしたようでガイドが全身で受け止めてくれた、ありがとー

でも、これで彼の心つかめたらしく、そのあとも数回、転げっぷりがさあ!!みたいな話をロシア語でしていて、仲が縮まったような気がして、ま、結果オーライってことでしょう!!

アラコル過ぎてしまえば、後は下りでらっくらくだし、歩くのはけっこう苦ではないほうなので、先頭切って歩き、さっきまでぜえぜえ言っていたのに現金なものです

今回はアメリカからのボランティアとチェコからのボランティア、同期2名と22年度の3次隊4名とさらにポーターやガイドなどと行ったのですが、何より、同期ってすばらしーい、と感じた3日間でした

本当に良い同期に恵まれたと思うのです

いろいろ見習わなければなりません

この2人とどこかへ行ったのは今回初めてだけれど、とっても楽しかったし、あと半年しかないので、活動もあるけど、同期ともっと時間を過ごすことが出来たらいいなぁ、他の同期メンバーたちとも!!

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エーデルワイス、日本でイメージしていた花の感じと大分違くて、初めて見たときは結構ショックでした
でも、こうして写真で見るとかわいいかも


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愛すべき同期2人!!本当によく出来た人たち!!ちなみに手に持っているのは、こちらのトイレットペーパー、かなりがさがさで痛いです…




宣伝忘れてた!!

去年こどもたちの絵を応募したかながわビエンナーレの国際児童絵画展、ティレックが入選し、現在神奈川県立地球市民かながわプラザにて展示中のはずです

会期は31日までなので、お時間のある方は足を運んでみてください

とはいえ、本音を言えば、なぜ入選したのか不思議…全部でたしか9作品提出した中で、一番良かったとは思うけど…
キルギスの子供たちはどうしてか、山の絵ばかり描くのです
たぶん大人が子供に絵を描かせる際、山を描けと言ったり、そういう題材が正しいとされているからだと思う
山の描き方も画一されているし、面白みがない

この入選した絵を描いた時も、大人がやたら手を出したがるし、手を貸させずに、仕上げられてよかったな、ぐらいの出来栄えだっただけに

最近はそれでも画材の使い方を工夫してみたり、いろんな色を使ってみたり、少しずつ独創性が出てきたように思うので、今年も出品したかったのに、隔年開催で今年は公募しないみたい…残念

草は緑!!空は水色!!それ以外の色を少しでも使うと周りがおかしいと笑ったり、大人がそうじゃないと口を出したりするので、なかなか独創的になれなかったのが、ほんの少しだけど、違う色を使ってみたり、こういう絵でも良い?って聞きながら自分なりの題材を探してみたりするようになってきているから、出品出来たら良かったのに!!

ま、何はともあれ、ティレック万歳!!足を運んだ方、会場の様子等写真に撮ってメールいただけると幸いです(あ、でも、データは小さめでお願いします…)
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